
源泉100%の温泉
源泉100%へのこだわり
源泉100%の『本物の温泉』を目指して
活火山・焼岳の恩恵を受け、当館は古くから湧く温泉を利用して、昭和43年に創業いたしました。昭和49年に自家源泉の掘削に成功して以降、奥飛騨でも有数の湯量を誇る源泉の宿として営業いたしております。
この一帯は大変湯量が多いことで知られておりますが、源泉温度が非常に高く、古くから湧き水などを使い加水することで温度を調整していました。しかし加水することで源泉が薄まり効能が低下することは否めない事実です。
当館では、4本の自家専用泉を駆使し、浴槽レベルで極力源泉そのままの質を保つよう努力しています。内風呂にはプレート式熱交換器を採用し従来の熱交換システムを再構築することで、一年を通して源泉100%の供給に成功いたしました。
また、露天風呂では温度の異なる源泉をブレンドすることで湯の鮮度を損なうことなく温度調整をしています。このブレンドした源泉の硫黄分と鉄分が反応することで、この辺りでも珍しい緑褐色のにごり湯に変化します。(季節、気温によって色が変わることがあります。まれに透明になる場合もあります。)
ECOエネルギー
内風呂の源泉温度を下げるために熱交換利用した水が温水にかわります。その温水を館内の給湯やシャワー、暖房、床暖房、駐車場や屋根の融雪に利用することでECOエネルギーとして余すとことなく活用しております。
情報公開
源泉での成分分析はもとより、各浴槽の流入口における分析を行い、実際にお客様が入浴される湯船の情報を掲示することによって、より安心してご利用いただけるようにいたしました。温泉は生きている・・そんな気持ちで日々、源泉と向き合っております。まさに地球の恵み・・本物の温泉を心ゆくまでお楽しみくださいませ。
館主
日本源泉湯宿を守る会に加盟しています
古くから多くの人々が親しんだ温泉を掛け流す「本物の温泉」利用へのこだわりを持つ温泉旅館の宿主を中心にし、任意団体として平成16年7月12日に日本源泉湯宿を守る会が設立されました。「本物の温泉」とは、温泉法の温泉規定に準じていることは勿論、地中から湧出する源の温泉「源泉」のことです。
日本源泉湯宿を守る会HPはこちら
元湯孫九郎 源泉位置図